社長に聞いた!面接で何聞くの!?高卒の職人求人
東京都板橋区で内装仕上げ工事(LGS組立工事、ボード貼り工事)を手がける有限会社ショウエイ技建です。
早いもので令和も4年。
今年は2019年(令和元年)に高校1年生だった方が高校を卒業される年でもあります。
4月より社会人として羽ばたくことに、緊張と不安が入り混じったような、ドキドキした毎日を送っている方も多くいらっしゃることでしょう。
今回は就職活動に避けて通れない「面接」についてお話していきたいと思います。
気軽なアルバイトとは異なり、正社員として働く会社の面接は緊張するでしょう。
進路指導の先生からアドバイスを受けたり、参考書を読んで対策をしていたとしても、初めての就職活動では”アガってしまう”ことも珍しくありません。
短い面接時間のなか、ショウエイ技建の社長は高校生のどんなところを見ているのか??
社長から引き出した内容をお話していきたいと思います。
目次
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面接対策よりも、素直な気持ちを話してほしい
まず、面接に対する大きな誤解からといていきましょう。
就職における面接を「自分がその会社に入れるかどうか」。
自分の能力を測られる試験と捉えられている方は少なくないと思います。
もちろん面接は、会社があなたを見る時間であることに間違いありません。しかしながら、一般公募で行われる面接と、高校生を対象にした応募とでは面接の事情も変わってきます。
高校生は、やたらめったらいろんな会社に入社希望を出すことができません。そのため色んな会社を吟味して応募してきてくれます。
つまり、あなたがショウエイ技建を志望された時点で、弊社もあなたを「ある程度の意思を固めてくれた」と受け止めています。
少なくとも、数ある建設会社のなかからショウエイ技建を選んでいただいたことを弊社は嬉しく思っていますし、決して悪いところに目を光らせるようなスタンスではありません。
ましてや「弊社の業務、建設業の事情をどれだけ深く知っているか」といった、意地悪な質問はありません。
質問の内容としては
- 「(地方出身者であれば)上京して職人を志望する理由は?」
- 「職人として働くことに何を求めるか?」
などでしょうか。
入社を志す高校生も、工業高校の土木科出身の方に機械科出身の方、一度現場を見学に訪れた方など、状況もさまざまであるため、入社に有利な回答も正解ありません。
どこまでも、素直に答えていただければと思います。
もちろんのこと、これから入社を志望する会社の社長を前にガチガチに緊張してしまうことも理解しています。
いきなり本題から入るのではなく、まずは雑談でリラックスいただきます。
通っている学校のことや、ご自身のプロフィールに志望動機を率直に喋っていただくためにも、弊社の面接は、まず、あなたの緊張を解くことから始まります。
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社長が見ているのはリアクション
面接は、あなたへ質問を投げかけ、その回答によって合否を出しているというわけではありません。
ショウエイ技建の考えや自己紹介をさせていただく時間も、たくさん設けています。
大事なのは、私たちの「方針」や「理念」を聞いていただき、ご自身がどう感じるかです。
建設業に30年余り関わってきて見えてきた、これからの展望もあります。
あなたの志望に足る会社だと思えるか。
弊社は判断される側でもあるのです。
そして
「20歳になるまでは原則月給制」(本人が希望すれば日給も可)
「週休2日からスタート」
「自社研修所をつくった背景」
「学生時代と社会人の生活の違い」など。
就職後の未来のお話もします。
決して、これから建設業を志す方に対し、何か革新的な意見やアイデアを求めている訳ではありませんし、知識を問いてる訳でもありません。
弊社が知りたいのは、どうこちらの話を聞いてくれているか、姿勢や態度、そして話をしてみてどんな感想を持ったか、ということです。
きちんと目を見て会話ができたら何より嬉しいです。
少ない面接時間ではあなたの人柄全てを把握することはできません。
だからこそ、一朝一夕で培われないその方の人間性に目を向けています。
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面接にかかる交通費はショウエイ技建が負担!何でも聞いてください
高校生の面接に掛かる交通費は、もちろん弊社で負担します。
遠方からでも安心してください。
なお、入社が決まってからの上京の交通費も会社から出しています。
せっかく初めて会えるのですから、気になった事や、聞いておきたかったことはどんどん質問をいただければと思います。
それでも待遇や福利厚生、大事な給与に関して質問することに躊躇してしまう方は珍しくありません。
聞いてはいけないことは何もありません。
また、弊社では入社後に社会保険労務士からの研修も用意しています。
入社されたあと、会社の守って欲しいルールや、様々なシステムについて、お話しています。
社長直々には萎縮してしまって聞きにくいことも、顧問の社労士という第三者が話をしてくれることで聞きやすくなります。
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先輩たちが入社を決断した決め手「自社研修所」
先に面接時には会社の在り方を細かに紹介する。と、書きました。
これは、これから社会人として自立する方が働くことに疑問を残してほしくない想いが、面接にも研修期間にも共通してあるからです。
少し脱線して、次に先輩職人が数ある建設会社から弊社への入社を決断された理由のひとつ、「自社研修所」についてお話します。
と言うのも、実は自社で研修所を持ったその想いこそ、未来の入社志望者・面接希望者に伝えたい弊社の本音のひとつでもあるのです。
腕がモノをいう建設業界には、厳しい先輩の叱咤を受けて成長していく、昔かたぎの風潮が未だ根強く残っています。
学生の皆さんにとってみれば、これから社会人になることに加え、建設業について回る”荒っぽい”イメージも面接時の緊張を助長させる一因にもなっているのではないでしょう
弊社では、いきなり現場に未経験者を向かわせることはありません。
ショウエイ技建には、基本的な作業を知ってもらい、技術を学んでから仕事に臨めるよう「自社研修所」があります。
実際の現場では、進めなければならない目の前の仕事があり、それと並行して、後輩にも仕事を教えるのは実は簡単なことではありません。
教えることに余裕が無い状態では、語気を荒げた叱咤をしたくなる先輩の気持ちも理解できます。
しかし、何もわからない新人の方がそれをどう受け止めるのか。
「理不尽に怒られた」と思うこともあるでしょう。
わからないのに怒られ、どんどんやる気が無くなっていく…
最も避けたい負のスパイラルです。
この原因は、もとを辿れば、教育に専念する余裕がない「いきなり現場に出す」というそのやり方が良くないのだと気付きました。
建設業界が当たり前のようにやってきた「見て覚えさせる方針」を、変えていくことが非常に重要だったのです。
研修を経て、新人も安心して現場に入れる
自社研修所では、技能を練習し、現場での動き方を学んでいただくことに目的があります。
練習を通じ、自分の作業・仕事の意味を理解することに繋がり、何のためにこの作業が必要なのかを知ることができます。
自分の作業の意味を知ることは、やっている仕事の価値、そしてやりがいを感じられるようになる最初の一歩なのです。
研修所での練習は、直接お金の絡む仕事ではありません。
新人の方も気負うことなく試行錯誤を繰り返すことができ、安心して失敗できるでしょう。
研修所は先輩たちとの人間関係がつくれる場所でもある
加えて、研修所は先輩との関係を築ける大事な役割も果たしています。
新入社員はド緊張して入ってくるわけです。
研修に専念できれば、その緊張を解きほぐし、これから一緒に仕事をしていく先輩たちと気軽にコミュニケーションが図れます。
また、出来る限り研修でトレーナーを務めた先輩とその後の現場にも入れるよう配慮しています。
先輩とて、先輩風を吹かして新人の職人に偉そうに振る舞いたいわけではありませんし、同じショウエイ技建で働く仲間としてパートナーシップを育み、共に成長していきたいわけです。
もっと言えば、「あなたが就職、研修設備を利用した数年後に、先輩となったあなたが新人に教育を施す」。
そんな好循環を生み出す場としても、研修設備が機能してほしい思惑のもと、練習の場や研修の仕組みが整えられてきました。
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職人になるために、最も大事なことは「正直」であること
本日は、弊社ショウエイ技建が高校生を対象とした面接を行う際、どこに着目するのかをテーマに記事を書いてまいりました。
ここまでお話した理由は、弊社も入社を希望してくれる高校生に対し、正直でなくてはならないと思ったからです。
面接中、会社はあなたの「率直な意見」が聞きたい、とお伝えしました。
それは、(弊社代表竹井が嘘をつけない性格であることもありますが……(笑)
未経験者が働く中で、経験・未経験よりも、嘘をつかない誠実さが最も大切だと考えているからです。
建設業は、モノを創る仕事ですが。
出来上がった施工物・商品のクオリティに対して嘘をつかないこと、職人が自信を持って納品できる商品こそが「会社の看板」となっていくのだと思います。
付け焼き刃の小手先テクニックや好印象を持たれようとした虚偽の発言をすることよりも、たとえ、上手く喋れなくとも相手の目を見て素直に率直に意見を述べる正直さを持った方こそ、弊社が求める人材であるのです。
今回の記事のほかにも弊社のHPには待遇や先輩のメッセージ、会社の理念がたくさん掲載されておりますので、入社を希望してくださる方にはぜひ目を通していただければと思います。
初めての就職活動で慣れないことも多いと思いますが、弊社はあなたの真っ直ぐな気持ちを知りたいです。
是非、ぶつかってきてください。あなたと会社・業界を変えていけるような仕事を一緒にできる日を。会社一丸となって心待ちにしております。