【工業高校から就職】先輩に聞いた、就職先の選び方
▽先輩インタビューを動画で先に見たい!という方はこちら
東京都板橋区で、内装仕上工事(軽鉄ボード工事)を手がける有限会社ショウエイ技建です。
東京を中心に、有名な大型施設や商業ビル、店舗の内装などを手掛けています。
ショウエイ技建の一番の特徴は、「若い人材が多いこと」です。
それぞれ出身は様々で、全国から社員が集まり、20代が中心です。
今年の4月も、工業高校から就職した10代の社員たちもおり、「研修」を経て今現場で活躍しています!
さて、工業高校3年生は就職先を選ぶ時期になってきましたね。
勤務地や福利厚生、色々な条件を見ながら就職先を選んでいくでしょう。
ショウエイ技建も工業高校から就職する新入社員が、少しでもこの業界への興味を広げ、働きやすい環境をつくりたいと取り組んでいます。
なかでも最も安心してくれる理由は、充実した研修制度が揃っていること。
目次
●技術研修
自社保有の研修施設があります。
入社後すぐに現場に配置することはせずに、まずは研修に集中してもらい、軽鉄ボード工事の一通りの作業を体験、学ぶことからスタートします。
よく聞こえてくるのは「建設業の仕事は現場で怒られながら仕事を覚えていくんだろう」という声です。
正直にいえば、工事の進捗に追われる現場では、なかなか丁寧に教えられないのが現実です。
いきなりそこに放り込まれれば、社会人が初めての新卒者が違和感を覚えても仕方がありません。
しかし、研修からスタートすることで、なんとなく仕事の流れを掴むことができ、現場に行っても先輩に質問ができるようになります。
工業高校から就職してくる方も、そして教える先輩からもとても好評な取り組みです!
●社会人研修
この研修は社会に出て「働く」ための、覚えておきたいマナー、そしてとても大事な給料のこと、守ってほしい自社のルールなどを時間を掛けて丁寧に伝えていく研修です。
面白いのは、この研修では社長は喋らないということ。
代わりに、ずっと会社を見てくれている社労士さん(会社の規則づくりや雇用手続きをサポートする人)が話してくれます。
特にお金のことや、休みについてなどは、新入社員は萎縮してしまい、社長に直接聞きづらいため、あえて第三者に話してもらうことでリラックスして研修を受けてほしいという狙いがあります。
先々のことまで見据えて話してくれるこの研修も、「初めて聞く話だった!」「面白い!」と大変好評です!
他にも、
・上京費用のサポート
・家賃の補助
・家電一式の提供
など、工業高校から就職してくる方々の新生活を考え、色々なサポートをしています。
また、面接時の交通費なども会社が負担しておりますので、地方からのご応募も安心です。
ご質問はお気軽にご連絡ください!
【工業高校から就職!】気になるのは「働く人」
就職先の選び方というテーマですが、条件というのはホームページやパンフレットでもある程度わかることです。
一方、わからないのは「人」や「雰囲気」でしょう。
就職し、働き続ける上で大きな比重を占めるのは人間関係です。
今回インタビューしたのは軽鉄ボード工事10年目の20代の先輩、Uさんです。
家族も持ち、仕事や子育てで充実した毎日を送っています!
若くても職人気質なUさんに、工業高校からの就職先の選び方や、軽鉄ボード工事の楽しさを聞きました。
【工業高校から就職!】
先輩はどうして軽鉄ボード工事を選んだの?
Uさん:軽鉄ボード工事の仕事に就く、きっかけになったのは「雨でも働ける仕事」を探していたというのが大きな理由です。
外での仕事だと、雨の日は休みになってしまい、思うように給料を稼げなかったことがあって。
早くに結婚したかったことも重なって、内装の仕事にたどり着きました。
それからずっと軽鉄ボード工事を極めています。
― 仕事が趣味のように楽しい
何年も軽鉄ボード工事の仕事を続けられているのは、シンプルに楽しいからですね。
仕事だけれどほとんど趣味に近いというか…
やってて楽しいと感じるのがこの仕事だった、というだけです!
日々の現場で、ちょっとずつ仕事を覚えていけることが探究心をくすぐられるんです。
軽鉄ボード工事は何年経っても初めてやることってあるんですよ!
その中でも「これは覚えられたな」「次は一人でできるかな」とどんどん吸収して自分にスキルを身につけていく時。その瞬間がすごく嬉しいですね。
【工業高校から就職!】
コミュニケーションは伝え方一つで変わる
現場によって、誰とチームになるかというのはその都度変わるんです。
同時にあちこちで沢山現場が動いているので。
そこで初めて一緒になる先輩もいるわけなんですけど、私が心掛けていることは、
「この先輩はどんなことを大事にして仕事をする人なんだろう」とか、「どんな仕事のやり方をする人なんだろう」と、相手を理解しようとすることですね!
人によって仕事のやり方は違うんです。
軽鉄ボード工事は意思の疎通って大事なので、その人に合わせて立ち回ることをいつも意識しています。
人と一緒に作業すると、沢山情報が入ってきます。
自分は今までこういうやり方だったけど、先輩はこうするんだ…そのほうが良いな!とか。
それって技術のことだけではないですし、その人の考え方や、指示をだす時の伝え方も人それぞれですから。毎日そういう状況に身をおいて、日々進化するっていう感覚でいます。
― 先輩を見てワザを盗む!「伝え方」だけで仕事の容量がこんなに変わる!
人にやってほしいことを、どう伝えるかも十人十色あります。
わかりやすい例だと、
聞いていた人は「こうだ!」と思ったけれど、伝えた側は違うことを言っていたとか。
伝え方一つで、全然違う結果になるんです。
先輩の言葉で理解しやすかった言い方とか、意見はすぐに盗みます!(笑)
作業に追われているときほど、気にしていないと「あ…伝え方間違えてしまったな…」「申し訳なかったな…」ということが起きるので。
― 確認のために「聞き返す」ことの大切さ。
すごい細かい話になるんですけど(笑)
この前、先輩に「この材料下に持っていって!」と言われたんですね。
今行っている現場が病院なんですが、その時12、13階辺りで作業していて「下に持っていって」と言われたので、「下の階に降ろせばいいんだな!」と勝手に解釈しちゃって。
その時本当は1階に持っていってほしかったそうなんです。
勝手に決めつけずに、聞き返せていたら結果は変わっていたのかなと、ちょっと悔しかったですね。
私たちが関わらせてもらう現場って、どれもすごく大きな建物なんです。
入り組んだ建物の中を歩いて持ち場につく、移動するのにも結構時間がかかったりします。
だからこそ、一つの聞き間違いで、大きな時間のロスになってしまうんですよ。
現場は常に納期と戦っていますから、時間ってすごく大切なんです。
だからこそ、チームの仲間、関係者とのコミュニケーションをしっかりとることが、いい仕事に繋がっていくんだと思っています。
― 相手を理解できれば「言わなくても伝わってしまう」
反対に、「おお!言ってないのに伝わってた!」ということもあります。
そういう時は意思疎通が上手くいっている時です。
軽鉄ボード工事の仕事の中で、イレギュラーなことってよく出てくるんですよね。
一つ作業したら次、また次、と進めていきますが、イレギュラーで予想外のことが起きると、瞬時に「じゃあ次はこっちだな」と判断します。
一緒に動く仲間と先々を計算して、同時に同じ動きが出来た時。
喋ってないのに頭の中では同じことを考えていて、同時に次の作業に入れたときとかは、気持ちいいですね〜!(笑)
そういう時あるんですよね〜!(笑)
仕事仲間って、起きている間は家族より一緒にいる時間が長いです。
だからペアになる人とは良いペアにしたい。
相手の動きを見て感情を汲み取っていけば自然に合ってくると思うんです。
【工業高校から就職!】
「仕事」って、どういうものですか??
やっぱり私は家族がいるので、
家族あっての自分ですけど、
仕事あっての家族だと思っています。
やっぱり仕事というより会社全体。
二つ目の家族というか。
全体が上手くいっていないと、なんていうんですかね…表現が難しいですね…
全員が自分のことだけ考えていても、
家族(会社)って上手く回りはしないと思うんですよね。
― 長く働きたいなら。就職先の選び方。
就職先の選び方は色々あると思うんですよね。
お金、給料っていうところだったり、人、どんな人がいるのか。
多分、人については就職してみないとわからない部分だと思うので、
実績とか、どんな建物を手掛けてる会社なんだろうってホームページとかをよく見て選ぶと良いんじゃないですかね?
いざ聞かれると難しいですね(笑)
少なくとも、いや、少なくなくて言えることは、ショウエイ技建はいい会社です!(笑)
人も良いし、若い人も多いし、最近ついにマイホームも買えました!
― 「マイホーム」を手に入れた感想
家買った時の気持ちですか?
怖かったです(笑)
なんかよくわからない資料にいっぱいハンコ押させられて、「大丈夫!?」「本当に大丈夫!?」っていうのはありました。(笑)
決断する時も、奥さんと相談して、
「ショウエイ技建で働いてるんだから、大丈夫だよ!」
って背中を押してくれて。
やっぱり、自分の生活と会社は繋がっているんだなと、その時も感じました。
― 軽鉄ボード工事は子供にも誇れる仕事
以前、自分が担当した映画館がテレビで流れていて、子供に「ここお父さんが造ったんだよ」って言ったら「すげー!」って感激してたんです。
建設業ってスーツじゃないし、他の仕事のことはわかりませんが、自分の感覚では
作ってる人がいるから、そこで暮らせる人がいる。
作ってる人がいるから、そこでやれることがある。
って。そういう感覚でいます。
【工業高校から就職!】
「仕事」って、どうやって好きになるんですか?就職先の選び方。
やってくうちに好きな面が見えてくる。
これしかないと思います。
生きていたら嫌な瞬間っていっぱいあるじゃないですか!
その中で、良いと思えた瞬間を喜べる自分がいるか。
どこでどんな仕事をしていても同じだと思います。
どれだけ自分の心が満たされるかを、見つめてみることでしょうか。
それって、目に見えるものだけじゃないと思います。
「嬉しいな」とか「良かったな」っていうのは、自分の受け取り方次第で創り出せる。
なので、どう変換していくかで、仕事へのモチベーションも変わってくるんじゃないかな?と思います。
― 自分の、目指したい姿
未来の目標は、ここで柔軟な教科書のような人になりたいと思っています。
教科書は、誰でも見れる。
軽鉄ボード工事のことは何でもできるようになって、「わからないことはUさんに聞きな!」と頼られる存在になっていきたいですね。
工業高校から就職!
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