給料が上がる仕組みを話します!職人の高卒求人を見ているあなたに読んで欲しい!
東京都内で内装工、ボード工事を手掛けるショウエイ技建は、高校を卒業して間もない方や、業界未経験の方も、積極的に採用しています。
建設業界は、未だに業界独自の風習が根強く、未経験の若者や新人に対しても「技術は見て盗め」という、昔ながらの教育姿勢が残っている業界でもあります。
弊社は、そういった業界の体質を変え、高校生などの若い人たちにも安心して働いてもらえるよう、手厚い研修体制を設けています。
そして、働く以上、やっぱり気になるのは、労働条件やお給料に関すること。
「日給制、月給制の違いは、どういうところにあるのか」
「日雇い労働のように不安定な立場で働かせられるんじゃないか」
「休日には、ちゃんと休めるのか」
「昇進って、上司の気分次第で決められてしまう?」
気になることや不安なことが多いと思います。
ショウエイ技建に入社した場合に、給料がどう決まるのか、昇進の条件はあるのか、手当はどのようなものがつくのかなど、気になる「本当のところ」を、竹井社長にインタビューしました。
目次
職人の高卒求人を見ているあなたに
【1】なぜ高校卒業生を積極的に採用したいのか
竹井:まず、建設業界全般として、技術者や職人のなり手が減ってきている現状があります。
海外の人材を雇用して、この問題を解決するという方法もあるでしょうけれど、日本に根付いた高い技術力が失われていってしまうんじゃないかと、私は危惧しています。
そのため高校生のみなさんに、うちの会社で働くという選択肢を持ってほしいと思っているんです。
今の若い人たちに安心して、希望を持ってうちの会社に来てもらいたいので、いきなり現場に出て、「見て覚えろ」とやるのではなく、自社倉庫にある「研修所」で、練習用の道具を使って、先輩が一から教えられる文化を作っています。
材料も道具もたくさんあって、その名前も覚えないといけないので、最初は道具の名前を覚えるところから始め、しっかりと研修をしています。
最初は誰だって初心者ですから、そこは安心して応募してほしいですね。
職人の高卒求人を見ているあなたに
【2】最初の1年は半年ごとに昇給?
Q.入社後はどのように給料が上がっていくのですか?
竹井:基本的には、半年に1回、査定を行います。
昇給表というものがあるんですが、最初の1年は半年ごとにほぼ無条件で昇給できます。日給で500円ずつ…月給では5,000円ずつ上がるイメージ。
まずは、一所懸命に働けば、給料はちゃんと上がっていくんだという感覚を持ってもらいたいのです。
Q.「ほぼ無条件で昇給」ということですが、「ここまでは出来るようになってほしい」という、実際のボーダーラインはあるんですか?
竹井:よっぽど、無断欠勤とかをしたり、向上心が全くない…などがなければ、最初の1年はちゃんと昇給しますよ。
高校を卒業したばかりの子たちにも、頑張ればちゃんと昇給できるんだっていう経験を、まずはさせてあげたいですから。
ただ、ボーダーラインについて敢えて言葉にするならば、「ここをこういうふうにしておいて」という先輩の指示を聞いて、ひとりでそのやり方を頭の中で考えて、実行できるというところをまずは目指して欲しいなと思います。
詳しく言うと、本当に初めてやるときというのは、「何々を作ってくれ」と言われても、どこから手をつけたら良いのか分からないですよね?だから、「まずはこれを持ってきて、これをこういうふうに切って、最後にこうしてやるんだ」と、やり方の流れを説明するところから始めます。
でも先輩も現場で毎回その説明をするのも大変なので、そういう説明が無くても、何度か頼まれたことがある作業であれば、やり方の流れを頭の中で描いて、自分で動けるようになってもらう、そうしようとする姿勢が見て取れる、というところでしょうか。
出来栄えなんかよりもまずはそこからですね。
最初に覚えることって本当に沢山あります。
なのでその全部でなくとも、まずは仕事全体の15%ぐらいかな…それくらいでも良いから、自分の頭で考えて仕事を進められるようになってもらえれば。
職人の高卒求人を見ているあなたに
【3】昇給にはどんな条件が求められるの?
Q.新人から少し経験をを積んだあとも、順調に昇給はするのでしょうか。
竹井:具体的な話をするならば、日給ベースでいうと、1日あたり「1万2,000円~1万5,000円」の間というのは、昇給のスピードにばらつきがありますね。
つまり、人によってはすぐに昇給するし、苦戦をする人も出てきます。
Q.ここでの個人差というのは、出来栄えや作業スピードですか?
竹井:ここは、出来栄え以外にも、「図面を読めるか」「一人で現場に行って作業ができるか」というようなところを見ます。
もちろん、最初からそんなことはできないので、少しずつステップアップをしていってほしいですし、そこをきちんと評価します。
現場には、うちの会社のメンバーだけではなくて、当然、他の協力会社の職人もいたりしますから、チームワークができるかどうかも重要なポイントなんです。
Q.ちなみに、図面を見てできるようになるというのは、結構難しいんですか?
竹井:何をどのように組めばいいのか、それが書いてあるのが図面。
図面が読めるようになると、自分の頭で現場での動きを組み立てられるようになるんです。
でも、図面を読み解くには知識が必要なので、新人が見ても分からない。
差が出るのは、そういう分からないところを、興味を持って聞けるかどうかというところ。
これって、教えたからどうにかなるところではないんですよね。
自分から学ぼうと、積極的に行けるかどうかで、大きく差が出るところだと思います。
教える方だって、図面の見方を教えるのは難しくないけど、興味を持って聞ける人と、そうじゃない人だったら、興味を持ってくれている人になら一所懸命教えてあげたくなりますから。
人によって対応を変えるのか!?という声が聞こえてきそうですが、そういう意味ではなく人間って自然とそうなってしまうものではないかと思います。
どうしても、感情がある生き物なので。
Q.図面の読み方も、自分から興味を持って知ろうとする姿勢が大切ということですね。
竹井:そうです。
お金を稼ぎたいと思ったら、自分のスキルを上げていくしかない。
知りたいと思ったら、先輩や、先輩が忙しければ私にでも良いですから、教えてくれって言ってきてほしい。
「見て覚えなさい」というのは、確かに今の時代には合わないのですが、しかし教わる方も「自分は興味がある」「もっと知りたい、上手くなりたい」という気持ちを示してくれなければ、教える方も分からないんです。
そういう気持ちは、しっかりとアピールをしてほしいですよね。
職人の高卒求人を見ているあなたに
【4】やる気は自分自身にしか作れない!
Q.未経験から初めて、ぐんぐん伸びた方っていますか?
半年くらいでがらっと変わった子はいますね。
最初は、休みがちだったり、前日に深酒をして寝坊をしたりとかする子だったんですけども(笑)
ある日を境に、急に行動が変わったんです。
どうしたんだって聞いたら、今度結婚をするのでと。やっぱり、本人の心の持ちようなんですよ。
やる気って自分自身の内側からしか出てこない。
だけれど、そのやる気を引き出す最大の努力を会社や先輩はすべきですよね。
最近は「お金を稼いで成り上がってやろう!」というタイプの人たちがどれだけいるのかはわからないですが、でも、言葉には出さなくても、胸の中に静かに火がついているタイプの子っていますから!
それは働いている様子を見ればわかりますよ。
Q.評価の話に戻りますが、スキル以外に評価の対象となる能力というのはありますか?
竹井:ベースになるのは、遅刻・欠勤がないこと。
しっかりと出勤率を守るかというところが第一段階ですね。
これは、社会人として働くわけですから、当たり前のことです。
高校生だって、学校を遅刻したら評価が下がるでしょう?それと同じことです。
それと、やはり現場ではチームプレイになるので、協調性は大切です。
コミュニケーションがちゃんと取れて、きちんと話を聞いてくれるのか、というところは大事だと思います。
人間だから、間違うことはあります。
問題は、先輩にそれを注意されたときに、ふてくされたりしないで、ちゃんと間違いに向き合い、直そうという気持ちを持っているかですね。
評価をするのも人間ですから、お互いに気持ち良く働きたいですしね。
職人の高卒求人を見ているあなたに
【5】超重要!日給と月給の違いについて
Q.建設業は日給月給という言葉がありますが、日給と月給の違いについて教えてください。
竹井:まず、うちの会社は入社したときに、日給制にするか月給制にするかを選んでもらいます。(※20歳までは原則月給制にしています)
ここで、勘違いをしないでほしいのは、「日給制=日雇い」ではないということです。なぜか勘違いされてしまうことが非常に多いんです。
ハローワークの方にも、たまに誤解をされてしまう。
日給制と月給制は、給料の計算の仕方が違うだけです。
どちらも社会保険にはしっかり加入しますし、有給休暇や残業や休日の割増賃金も同じです。
ある日突然仕事が無くなってしまう可能性がある日雇い労働とは違うし、当たり前だけど、どちらも正社員です。
Q.高校卒業生が入社した場合は、原則、月給制なんですか?
竹井:そうですね。原則は、月給制です。
もちろん、本人が希望すれば、日給制にすることもできます。
まずは、毎日しっかりと出社して、研修を受けて、実力を身に着けてほしいですからね。
Q.日給を選ぶ人がいるのはなぜですか?
土曜日も出勤する場合は、日給のほうが稼げるからです。
そのため、仕事に慣れてきて、もっと稼ぎたいという人は日給を希望してきます。
そのあたりは本人がどのように働きたいか考えてもらって、本人が決めることです。
ただ、会社もそのための手続きが色々と生じるのと、給与計算の仕方が変わるということなので、日給・月給をコロコロ変えることはできません。
なので変更は1度にしているので、慎重に、私や先輩に相談してもらいながら一緒に考えていきます。
Q.高校卒業生は、原則は週休2日とされているそうですが、それにはどんな意図があるんですか。
竹井:小中高と学校が週休2日ですから、そのリズムと揃えた方がいいでしょうということ。
それと、体力的に無理をさせないという意図もあります。
建設業界はいままさに業界全体で週休2日に取り組んでいるところです。徐々に業界の体質も変わってきているのは間違いありません。弊社ももれなく世の中の流れに合わせていけるようこのように、新卒入社の方に対しての配慮をしています。
仕事に慣れてきて、もっと働いて稼ぎたいといった希望が湧いてきたときにはその時に相談してもらえたらと思います。
社員に負担はかけない。交通費はしっかり支給。
各種手当やボーナスも、社員のやる気を応援します。
Q.決まったお給料以外で、皆勤賞にはボーナスをつけているそうですが、他にもそのようなものはありますか。
竹井:皆勤手当てのことですね。
まず、皆勤手当ては「平日に皆勤しているのか」というものと、「土曜日も皆勤しているか」の二段階があります。
それぞれ3,000円ずつの手当として支給しているので、月曜から土曜までを皆勤すると6,000円の手当がつきます。
それから、職長として働いてくれている場合には1日あたり1,000円。
ヘルプで、4名以上のチームとして現場に行く場合のリーダー任命をした場合は、その人に対して1日500円といった具合に、現場での責任に応じた手当もあります。
あとは、1級技能士や基幹技能士の資格を持っている場合には、月当たり1万円の手当も付けたりしています。
最終的には、みんなに取得を目指して欲しい資格ですからね。
Q.お茶代も支給していると聞いているのですが。
竹井:水分補給はとても大切なので、1日あたり200円をお茶代として、これは全員に支給しています。
冬場はまだいいですが、夏場にはしっかり水分をとってもらわないと危険ですから、これは業務上必須なことで、会社で負担しようと。
それと、交通費に関しても、自転車を使っているのであれば、駐輪場代なども出すようにしています。
この業界は朝が早いので、交通機関が動いていない時間だという可能性もあるからです。
なるべく本人の負担を減らしたい、という気持ちがあります。
Q.賞与(ボーナス)の支給額目安はあるのですか?
竹井:ボーナスの支給額については、その時々の売上や利益に応じて異なります。
そのあたりは一般的な会社と同じですね。
業績が好調であれば、それに応じた金額を支給することを検討しますし、逆もまた然りです。
給料と違って、ボーナスについては「必ず〇〇円払う」とは言えません。
昨今のコロナのような感染症が流行したりすると、どうしても現場の動きが止まってしまって、思うような売上が出せない時はありますから。
払うべきところはしっかり払って、働いてくれる人はそれに対して、自分がやるべきことをやるという信頼関係が成り立っていないと、上手くいかないと思うんです。とかく会社は、利益を上げようと考えた時、人件費を削ろうと考えたりするものですが、そういう考え方って、働いている人に伝わっちゃうんですよね。
Q.自分自身職人だったかこそ、働かれる人の立場に立って考えていらっしゃるんですね。
竹井:仕事の本質は「人」ですからね。
この会社に入ってよかったと思ってもらえるよう、しっかりと答えるのが社長の仕事だと思います。
高校生の皆さんには、ショウエイ技建が、本人の頑張りにはしっかりと応えて、安心して仕事ができる会社だと伝えたいですね。
ここでもまだ伝えきれていない部分もありますから、まずは連絡を頂ければと思います。
一緒に成長していきましょう!
▽お問合せ▽
ご質問やご相談はLINEでも受け付けています♪
下記からこのままお問い合わせいただくこともできます!(^^)