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建設業職人も有給休暇はきちんと取れます! 社長が答える!有給を気持ち良く取得するために

東京を中心に、大型施設や商業ビル、店舗の内装仕上げ工事(軽鉄ボード工事)などを手掛けている、有限会社ショウエイ技建です。

就職先を選ぶ際に、誰もが給料と休みを気にするのではないでしょうか。
弊社における給与の仕組みなどについてはすでに別の記事で紹介いたしましたので、
こちら
今回は休みの中でも特に「有給休暇」にフォーカスして説明していきたいと思います。

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「建設業には有給休暇なんて無い」
「思うように休みが取れないのが建設業」と誤解している方も多いようです。

そもそも有給休暇とはどういった制度なのか、ショウエイ技建では有給休暇をどのように考え、どのように管理・対応しているかを説明させていただきます。

建設業の有給休暇について、竹井社長に聞きました!

これから就職活動をするのでいろいろな制度について知っておきたいという方も、ぜひご覧ください。

▽動画で先に見たい!という方はこちら

↓動画で見たい方はこちら!

目次

【建設業職人の有給休暇】
「有給」っていったい何のこと?

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「有給」とは「年次有給休暇」の略です。
文字通り、会社から賃金が支払われる休暇日のことです。

一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復してゆとりある生活を保障するために付与される休暇です。

給与が支払われる前提で休みを取ること、つまり賃金が減額されない休暇のことです。

これに対し、いわゆる「欠勤」は賃金が減額されてしまいます。

例えば、急に風邪を引いて仕事を休んでしまった場合に、有給が付与されていればその日を有給扱いにできれば賃金は減額されずに済みますが、欠勤扱いとなると賃金が減額されることになるのです。

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年次有給休暇は労働基準法で定められていて、労働者に与えられた権利と言えます。
以下の条件を満たしていれば年次有給休暇を取得できることになっています。

・半年間継続して雇われている
・全労働日の8割以上を出勤している

雇われた日から起算した勤続期間によって、1年間に取得できる有給の日数が定められています。

簡単に言うと、有給は制度として定められているため、真面目に働いていれば誰でも取得でき、かつ長く勤めていればいるほど年間に付与される日数は多くなるものなのです。

【建設業職人の有給休暇】
社員にとっての有給

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以前は、建設業ならではの魅力として、初任給の高さや、やる気次第でぐんぐん昇給でき収入に直結する魅力がありました。
そのため建設業で働きたいと考える人も沢山いたのです。

現在は、時代の流れもあり、建設業でもきちんと休みがあることや社会保障や福利厚生が整っている点が、働く側にとって重要視されるようになってきました。

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有給は、社員がプライベートで用事があるときだけではなく、体調を崩してしまったりしたときにも使える、働き手にとって大切な制度です。

あと何日取得できるのか、把握していれば大事な予定をいつにするか、計画も立てやすいでしょう。

【建設業職人の有給休暇】
ショウエイ技建はどのように有給を管理しているの?

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弊社では有給休暇の取得状況は事務スタッフがしっかりと管理しています。

専用のファイルで管理しており、一人ひとりの従業員の取得可能日数が正確に把握できるようになっています。

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雇用してから半年経過したら何日付与し翌年は何日付与するべきか、実際にいつ取得をして累計で何日消化できていて取得残が何日残っているかを記録しています。

未取得日数は、翌年に繰り越せますが、2年を経過した取得残は消滅してしまうので、それらが何日あるかなどを管理しているのです。

【建設業職人の有給休暇】
過去の反省で築かれた信念!

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お恥ずかしい話なのですが、今から10年以上前の話ですが、
会社を立ち上げてから間もなくはとても管理できているとは言えない状態でした。

できなかったというよりも、正直に言えば経営者として未熟だったため法律上の規定を知らなかったのです。

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とあることをきっかけに気付かされ、それ以降、
有給休暇をはじめ割増賃金、法定休日と所定休日、サブロク協定など労働基準法に則って、正しく管理することを徹底しました。

これらは働く側にとって大きなメリットです。
労働基準法は業種に関係なくほぼ一律で適用されるもので企業はきちんと対応しなければなりません。

ちなみに、労働安全衛生法も会社の規模にかかわらず一律適用となっています。
この法律は労働者の作業行動から生ずる労働災害を防止するための基準を定めた法律です。
こちらに対してもきちんと対応しています。

建設業職人の有給休暇、管理も徹底
正直に経営する!

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ショウエイ技建という社名には、「正直に栄える」という意味を込めています。
「正栄」を、読みやすくカタカナにしました。

ここに、私の信念を込めています。

有給などの管理を徹底しているのは、「ルールに従って正直に」経営したいからです。

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「中小零細企業」という言葉がありますが、会社の規模に関わらず、小規模であっても体力のある大きな会社と同様に、同じ法律のもとで経営をしていかなくてはなりません。

法律で定められている以上どうにも仕方がないことです。

ですが、もともと労働基準法は従業員を守るための法律ですから、これにきちんと従うことは巡り巡って会社のためにもなるのだと、自分の経験上そう考えられるようになりました。

【建設業職人の有給休暇】
取得しやすい環境をどう作っているか

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有給休暇は所定の労働日数に対して年間8割以上の出勤日数がないと取得できないので、まずはきちんと働いてもらうことが必要です。

会社側が従業員に対して「ちゃんと有給休暇を取得してくださいね」と言っていても、中には先輩が有給休暇を取らないからといった理由で新人が有給休暇を取り辛い、という状況が生まれてしまう可能性もあります。

そうならないように、弊社では新入社員のころから有給取得時の社会人としてのマナーを伝え、労働日数をクリアしていれば有給休暇取得の申請があればも認めています。

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ほとんどの場合は友人知人の冠婚葬祭への出席目的で申請されるので、「もちろん行ってきなさい」と背中を押すようにしています。

大抵は事前に相談をしてくれますから、繁忙期の場合には調整をお願いしたり相談し合って決めます。

やはり忙しい時期に人が減るのは会社にとっては痛手ですし、場合によっては作業工程に支障が出てしまうこともあります。
繁忙期であっても有給が冠婚葬祭目的であればほぼ認めるようにしているのですが、レジャー目的の場合は相談させてもらっています。

ただし、決して「有給が取れない」と思われないように、私の方も慎重に気を付けています。

建設業職人に有給は大切!と感じた時

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友人の結婚式に出席できた社員が、生き生きとして帰ってきた時にはこちらも嬉しい気持ちになります。
あとは親御さんに会いに帰省のために使ってもらえると、ほっとすると言うかとても安心します。

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以前にはこんなケースもありました。
ある朝、「目が痛いので病院に行っていいですか」と社員から連絡があったのです。
診察したらすぐに入院する必要があると言われ、緊急手術をして2週間くらい休みを取らなければいけない、ということになりました。
その休みには有給休暇を適用させました。

仕事を休めないから手術ができない、なんてことにならずに済んで、心の底から安堵した出来事です。欠勤ではないので給与の減額もありませんでしたから、その社員は入院中も安心していられたのではないでしょうか。

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また……
2年前のコロナウィルスが騒がれ始めた頃、まだ国の制度や給付金がどうなるかがはっきりしない間は有給休暇でしばらく休ませたりもしました。
一部の現場はしばらく工事自体をストップしたりもしていましたから、弊社のような施工会社は対応が大変だったはずです。

有事のときこそ、会社の体質がハッキリするものです。

そういったこともあり、結果的にこの2年の間は有給休暇の取得率(消化率)はかなり高くなっています。

企業として、有給をきちんと取得してもらうために意識していること

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これは経営者目線の話ですが、有給取得は年間8割以上の出勤というルールが設けられているように、社員にはきちんと与えられた役割を果たしてほしいのです。

チームで動いて結果を残すことを、日頃から意識してほしいと伝えています。
会社は全員で運営しているものです。社長だけの頑張りでなんとかなるものではありません。

特に建設業は、施工金額の相場というのが地域ごとにありますので、ベースは「人数×日数」。
とにかく「人」が資本の商売です。
現場に人がいて、はじめて売上に繋がっていく。

結果を残すというのは、さらにその一歩先。
効率よく作業を進め、会社に利益を残していこう!ということです。

ですから、私も含めて一人ひとりが毎日コツコツと仕事に取り組み、
会社が安心して有給休暇を提供できるよう協力し合うことが何より大事なことだと考えています。

【建設業職人の有給休暇】
会社のお金は1円も無駄にしたくない!

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また、日頃から社員にもコスト意識を持つように指導をしています。
賃金や経費は出ていくお金、入ってくるお金は売上だよ、と。

「売上」から「賃金と経費」を引いたものが会社の利益となります。
つまり、出ていくものを極力減らすか、頑張って入ってくるものを大きくするかで会社の利益は変わってくるのです。

経費は、抑えようと工夫をすれば減らせる可能性がある支出です。

特に私たちのような仕事の場合、交通費の使い方で経費額が大きく変わってきます。

建設業 職人 有給 無い 交通費 経費削減

例えば電車の場合。
毎日普通運賃を払うのと、定期券を購入するのとで3千円差があるとします。

定期で節約は、社員が30人いれば、月に9万円にもなります。

年間では100万円を越える節約です!!

逆算すれば1日150円程度なのですが、まとまるとこれだけ大きな金額になるのです。

もし定期でなく普通運賃を払い続ける場合、これは使わなくて良いお金を使っているのと一緒です。
別の言い方をすれば100万円を捨てているようなものです。
100万円あればもっと有効な使い途がいくらでもあります。

これは、「塵も積もれば山となる」の良い例だと思います。
ですので、交通費の使い方を良く考えるようにと、しつこく何度も社員に伝えているのです。(笑)

消耗品の使い方も一緒です。
大事に使えば経費を削減できることはたくさんあります。
使う必要のないお金は使わないほうがいいに決まっています。

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必要なものはすべて会社から支給!
その代わり、工夫できることは皆で協力!

ケチっているのとはワケが違うということはおわかりいただけるでしょうか…?
ここの認識を共有して、意識してもらうには、常に私から社員に伝え続けるしかありません。

こうした地道な努力と、現場での評価を得て、より大きな現場を獲得できる会社に育てていきます!

建設業職人にも当然有給休暇はあります!
生き生きと働ける会社を、自分で選ぼう!

会社の頑張りと、社員一人ひとりの努力、全てが繋がっているということを少しでも理解いただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

ショウエイ技建では社員のワークライフバランスを大切に考え、誇りと生き甲斐を持ち、安心して働ける環境作りを行っています!
また、それらを理解して働けるように、新入社員への研修にも力を入れて、オフィスでの研修も実施しています。

新卒で就職を考えている方、中途で転職を考えている方、今回説明した有給の制度以外にも聞いておきたいということがありましたらお気軽にお問い合わせください。
建設業が未経験の方も、大歓迎です!

ご連絡をお待ちしております。

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