高卒で就職6ヶ月後に学ぶ「失敗」!〜内装職人の正社員、研修レポート〜
東京の板橋区で、軽鉄工事、ボード工事をメインに内装仕上げ工事を手掛けているショウエイ技建です。
弊社では、「内装職人」の技術職で、正社員で活躍したい方を全国から募集しています♪
- 高卒の新卒で、正社員に就職!(もちろん大卒も歓迎)
- 未経験でも内装職人の正社員やってみたい!
- 内装職人やってきたけど、これから正社員で働きたい!
という方々からご連絡をいただいています。高卒で就職する社員も年々増えてきました。
10代、20代が主力となって、会社を盛り上げていってくれています♪
※面談をご希望の方は一度こちらよりご連絡ください♪
さて、今回は、ショウエイ技建で高卒で就職した社員に向けて実施している、研修の様子をレポートしたいと思います!
建設業の職人会社では、なかなか「研修」を設けているを探すのは難しいと思います。やはり高校生の応募者の多くは、弊社の自社研修所や、社会人マナーなどを学べる座学研修があることに安心し、応募してくれているようです。
目次
今回レポートするのは、入社半年後に行っている研修!
この研修のテーマは「失敗」です。
仕事を始めると、小さいものからドキドキするようなものまで、必ず失敗は通り道ですね。
どんな人でも必ず経験するものが失敗です。
大切なのは、その後。
失敗をどう捉えるか、失敗した後どう行動するか?で、状況は全く変わるでしょう。
弊社で労務をサポートいただいている、新卒採用顧問の方にお話しいただきました!
「周りから信頼される社員になる」
ミスや失敗をしてしまったら、誰でも慌てます。
しかし慌てているだけでなく、「いま何ができるだろう?」と考え、その経験を「次に活かす」ことを忘れないようにしましょう!
その行動が影響を与えるのは「周りからの信頼」です。
この「周り」というのは、社内の仲間だけではありません。
ここには上司や同僚以外にも、同じ現場にいる他業種の人々、お客さまなど、多くの人が含まれています。そうした人々から信用してもらえる社員になるためにはどうしたら良いでしょうか。
何が失敗の原因だったのか?振り返り、改善すればいい!
失敗したら、なぜ失敗したのか自分でその原因を見つめて、一つづつ原因を無くしていけばいいのです。
原因となりやすいこととしては、たとえば、
- 十分に準備ができていなかった(準備不足)
- 初めての作業だった(未経験)
- やるべきことを把握できていなかった(確認不足)
- 気が抜けていて漏れがあった(うっかり)
こんなことが挙げられるかもしれません。
失敗を次に活かすには、
何がその原因だったのか
を考えていくことが大切です。
もし、経験が足りないことが失敗の原因だったのであれば、先輩に聞きに行って教えてもらえば良いのです!先輩が持っている技術やいいところはどんどん吸収していきましょう。
また、現場に道具を置き忘れてしまったなら、現場を離れる時には必ず自分が持ってきた工具、持ち物は全て揃っているか確認してから出ればいいのです。
一つひとつは、実はそれほど難しいことではありません。
その他にも…
寝坊してしまうなら、早く寝るクセをつけたり、仕事の前日は飲みすぎないようにするとか。(二人はまだ10代ですが)小さな心がけで改善できます。
こうした反省を積み重ねて、一歩ずつ次のステージに上っていくのです。
失敗から学ぶ癖が付いていけば、それらは徐々に「習慣」になっていき、成長に繋がりますます。気づいたときには同じミスはしなくなり、どんどんと上のステージに挑戦し続けられるでしょう。
反対に、原因を探さないままやり過ごしてしまうとどうなるでしょうか。
なかなかステップアップできずに、評価が上がらないことに
「給料が上がらない」
「それなら頑張っても意味がない」
と、不満が生まれ、悪循環になっていく可能性があります。
自分の仕事の振り返りをしている人は、意外とそう多くはありません。
毎日を忙しく過ごしていると、目の前のことばかりに意識が向いてしまいます。
しかし、振り返りはそれだけ大事なのです!
失敗の経験は、後輩の役に立つ!
そして、新卒入社でも1年も経てば後輩が入ってきます。
先輩として教える立場になっていくということです。
このときにも、自分が経験してきたミスや、失敗が役に立ちます!先人の知恵とはよく言ったものです。
先に経験をしているわけですから、注意を払うポイントを伝えておいたり、後輩の悩みに気づいてあげることができるでしょう。
先回りして指導できるようになれば「頼れる先輩」として、後輩からも慕われます。
なお、年齢やキャリア(経験度合い)が近い後輩であれば、直前の先輩が一番悩みを理解してあげられる可能性も高いでしょう!!
スムーズに作業を進められるようになり、一人ひとりのパフォーマンスが上がれば、それが会社の利益を増やしていく源ですから、ボーナスや給料のアップだったり、何かしらの形で結果的に自分に還ってくるのです。
急に高いハードルを課す必要はありません。小さいことをコツコツ積み重ねていくことが大事。
今回の研修で一番学んでほしいのは、「仕事への取り組み方」です。
ミスを防ぐために基本に忠実に仕事をしたり、失敗を指導されたらまずは自分でも認めて受け入れること。それらは働く上で欠かせない心得です。
「失敗」は恥ずべきことではない!成長への大きな一歩だ!
最後に、社長の竹井からも少しだけ話しがありました。
社会にでると、注意や指導されることは沢山ありますが、その時、一度相手の意見を受け止めることを忘れないようにしましょう。
気をつけたい言葉の1つが「でも」です。
「でも」という言葉は、たった2文字ですが、それだけで相手の話を遮り、意見を否定していることになってしまいます。現場で注意されるということは、先輩はより良い技術者になってほしいからアドバイスをしてくれているわけです。
何か言われたからと言ってすぐに「でも」と反論を始めるとどうでしょう…
先輩の気持ちを想像すると、教えても仕方ない…と思ってしまうかもしれません。
ただし!
出来事の背景、前後の内容がわからずに注意していたり勘違いで指摘していたりするケースも、人間誰しもあります。
その時には、まずは人の話を一通り聞いてから、「自分の話も聞いてください」と、伝えることで、スムーズなコミュニケーションが生まれるでしょう!
勘違いしてほしくないのは、決して自分の意見を言ってはいけない、ということではないということです。仕事ができる人ほど、何事にもしっかり自分の考えや意見を持っているものです。
「人の話をまず受け止める」という姿勢は、やはり大きな成長につながります。
失敗をすれば認めて謝る。人は年齢を重ねるほどに当たり前のことを忘れてしまいがちです。
自分自信の成長を止めてしまうことがないように!若いうちから、癖づけてほしいのです。
失敗したからといって、自信を無くすことはない!
失敗によって自信がなくなる、という人は少し考えを変えてみるといいでしょう。
どんどん失敗して良いんです。
ただ、失敗した経験を忘れてはいけません。
「失敗したからできない」「自分の技術じゃまだできない」そう考えているうちは何年掛かってもできるようになりません。
小さなこと、今できることをコツコツ積み重ねてできるようになっていけば良い。「自信」は持っていた方が確実に成長は早いです。
失敗をそのままにするのではなく、次に「どうしよう」と考えているその時には、一段階人として、職人としてレベルアップしているのですから!自信を無くす必要なんてありません。自分を責めずに、今の自分を認めていくということなのです。
研修を受けた、新卒入社半年のスタッフの声
「この半年で、他の現場に道具を忘れてしまったという経験があるのですが、そのときにはヒヤっとしました。
しかし、今回の研修を経て、どのようにしたら同じミスを減らせるのかがわかりました。改めて失敗をなくしていきたいと思いました。
また、自分の失敗を恥ずかしがるのではなくて、わからないことがあればどんどん先輩に聞いていくことも大事なんだとわかりました。
同じミスをすると指摘されることもありますが、それは自分自身がちゃんと先輩の注意から積み重ねて学んで、応用できていないからなのだと思います。
同じミスをしてもあきれずにちゃんと教えてくれる先輩達なので、もっと僕自身が成長していかなければ!と感じました。」
「自分の為になるだけでなく、面白味を感じられる話でした。
僕は基本的にわからないことはなんでもすぐに聞くタイプなので、大きな失敗というのは今はまだありません。
それは、「聞けばすぐに教えてくれる」という社風が大きく関係しているんだと気が付きました。先輩はもちろん、社長との距離も近いので、頼らせてもらいながら成長していきたいです。」
「社会人として持っておきたい考え方も、今まで現場で働く中で少しずつ学べている感触があります。シンプルに仕事をして給料を得るということも、私にとっては大きな学びでした。初めて給料が入ったときには、テンションが上がりましたし、そのお金で家族を食事に招待したんですよ!やっぱりその時のご飯は美味しかったです!
それから、コロナの影響で長期間休んだ時期があったのですが、長期間休んでしまうと、仕事を覚えているか、失敗せずにできるかなど色々要らないことまで考えてしまって、心配になりました。それも一つの経験です。体調管理も意識していこうと思いましたね。」
「ショウエイ技建は、改めて充実している職場だと感じました。
僕は趣味がないので、ちょっと変わっているかもしれませんが、家にいるほうが退屈で(笑)仕事をしている方が生活が充実するので、もっと働きたいなって思っています。
今、私は日勤なのですが、金曜の夜から土日の休みになるとすぐ生活リズムが狂いはじめてしまって…。(笑)
仕事をしているほうが、ちゃんとしてるって感じです(笑)
今回の座学を通して、また視野を広げられて良かったと思います!」
ショウエイ技建で吸収できるのは、現場の技術だけじゃない!人間力も高まる!
今回は、高卒で新卒入社した2名の、半年後研修の様子をお伝えしました!
ショウエイ技建は「現場スタッフ」を育てるのではなく、「人」を育てている会社です。
内装の技術から、社会人の心構えまで吸収できる環境は用意しています。
二人の、これからの成長も楽しみです!!
また、高卒で新卒入社する方には、遠方からであれば社宅を用意し、2年間は家賃の補助も行っています。
少しでも弊社の取り組みに興味を持ってくれた方、ギモンなどがあればお気軽にお問合せください。
ご質問やご相談はLINEでも受け付けています♪
下記からこのままお問い合わせいただくこともできます!(^^)